今日のできごと

今日の施設への傾聴ボランティア。

 

いつも一人で部屋の隅に座ってらっしゃる女性。

気持ちに波があり、ときどき両手でテーブルをバンバンと叩いたり、機嫌が悪いことが多いので、あいさつはするけどあまりお話しないことが多かったのですが、

 

今日

「こんにちはー」と、お声かけたら、今までにない笑顔を見せてくださって、

いつものその席から、みんなが座る大きなテーブルの方に移動したい!と意思を見せてくださったのだけど

施設のスタッフの方に、他の人も集まってくるから、いつもいる席にいるようにとなだめられ、

 

もしかして機嫌が悪くなるかなー、と心配したのだけど、

声をかけてみると、またかわいらしい笑顔見せてくださったので、

しばらくお話聞かせてもらうことにした。

 

そばに座ると、ふと、

 

〇〇さんが、今朝亡くなったのよ、

と話してくださって。

 

私をどなたかと思われたような話しぶりで。

そうなんですか、と言うと、

昨日話しをしたばかりで、元気そうだったのに、、

 

とおっしゃっていたので、

よく知ってる方だったのですかとたずねると、

そんなに仲良しじゃないけど、

子供の頃から知ってて、

三級下で、

 

通り道に見かけてたくらいなんだけど、って。

昨日話して、すごく元気そうだったのにねぇ。。

 

と、

聞き取れないくらいのとてもか細い声だけど、たくさんお話ししてくださった。

 

 

 

しばらく、いろんなお話をして、

こんなにお話ししてくださるのもとっても久しぶりだったので、嬉しかった。

 

たぶん、昔の記憶を昨日のこと、今日のことと思ってお話しされてるのだけど、

そうなんですね、

と話を聞いていると、心が穏やかになっていくのが目に見えるようだった。

 

ときどき、お話ししながらも目が開けていられないようになって、眠ったかなーと思ったらまた、お話しが始まったり。

 

またいつ、気持ちが変わって、顔色が変わって、

「あっち行って」って言われるかわからないのだけど、

それも受け入れながら、そばにいればいいんだ、と思えたひとときでした。

 

 

今日、こうして、〇〇さんとお会いできて、お話できて、ほんとによかったです

 

というと、今日は最後まで穏やかなその方のまま、

優しくほほえんでくださった。